こんにちは、陰キャ研究所の伊藤です。
突然ですが僕は高校1年生の時に部活を辞めた経験があります。
当時は軟式テニス部という部活に入っていたのですが、
「このまま部活を続けても時間の無駄に消費してしまう」と思ったんですよね。

今回は高校1年生で「部活を辞めたい」と考えているあなたへ、話の切り出し方や内申書への影響など、実体験を交えて解説していきます。
部活を辞めたい!
高校1年生で部活を辞めたいと言うと多くの人が
「そんな早くに部活をやめるなんて根性がない」などとぬかしてきますが、辞めたいと思っている本人はそういう問題ではないんですよね。
まあ色んなケースがあると思いますが、僕の場合だと高校1年生になった時
「趣味程度に運動スポーツが出来たら良いな」と考えて軟式テニス部に入部したのですが、なぜか硬式テニス部のガチ勢たちと一緒に練習をして、さらには県大会で上位入賞を目指すといった目標まで設定されていました。

僕の意志とは違った活動方針ですが、高校一年生という立場の弱い僕ではそれに意見することなど不可能であり、「部活を辞めたい」と考えるのは当然だと思うのです。
しかしそのことを顧問の先生に伝えると
「根性が足りない」とか「自分から逃げるな」とかアホみたいな精神論で説得をされるのです。
⇒先生が嫌いで学校に行きたくない高校生は多い!|理不尽な指導と差別
確かに僕に根性があったら部活を続けることはできたと思いますが、このまま部活を続けても確実に時間を無駄に消費します。

親には「どうせ辞めるんだったら最初から部活なんか入らなければよかったのに」と言われましたが、正直まさにその通りだと思います。
最初から部活に入らなければ顧問の先生とトラブルになることもなかったし、部活を辞めた後の人間関係を気にすることもありませんでした。
しかしだからといってこのまま部活を続けるというのは余計僕が不幸になるだけです。
過去ではなく【今できる最善の選択】は部活を辞めるということなんですよ。

このまま何も行動せずしぶしぶ部活を続けるという選択は、プレッシャーもありませんし精神的には楽だとは思いますが、それは僕にとっての妥協だと思っています。
勇気を出して「部活を辞める」と言わない事が僕にとっての「逃げ」なんですよね。
なんだかひねくれていますが、僕は顧問の言った通り【自分から逃げない】ために部活を辞める決意をしたのです。
内申書に響く?
高校1年で部活を辞めると内申書に響くと考えている方もいるようですが、そんなことは絶対にありません。
なぜかと言うと内申書っていうのは基本的に【プラスになるような事】を書かれるからです。

仮に部活を続けたその先で何か結果を残したとすれば、 特別活動記録の欄が長所になる可能性はありますが、高校1年生で部活を辞めたからといってそれがマイナスになるわけではなく、単純に2年と3年の所属している部活動の記載がなくなるだけです。
というか基本的に内申書というのは学門に関することなので、生活指導の事で合否を決めるというのはあり得ないですね。

切り出し方は?
高校1年生が「部活を辞めたい!」と思ったらまず初めにすることは顧問に伝えるということですよね。
僕の場合は顧問に話を切り出す時は本当に緊張して、頭が真っ白になってしまいました。
やっぱりどんな切り出し方をするのか事前にイメージトレーニングをして話をしに行った方が良さそうですね。
では具体的にどんな切り出し方をすれば良いのかと言うと、
①まず「失礼します。」と職員室に入ります。
②そして「顧問の先生に話があるんですが、今大丈夫ですか?」 と聞きます。
回りくどい言い方をせず「部活を辞めたいと考えています。」とストレートに伝えましょ う。
③すると必ず顧問の先生は理由を聞いてきます。
部活を辞めたいと思った理由は、「辛いから」とかではなく「学業に専念したいから」と伝えましょう。
ぶっちゃけ嘘でも良いです。

④ここで顧問の先生は部活を辞めさせないためにあの手この手で説得して行きます。
かなり長引くこともありますが「自分で決めたことなので。」とか「考えは変わらないと思います。」と、突っ張りましょう。
⑤顧問はおそらく本気になって部活を辞めたことによるデメリットや部活を続けることによるメリットを熱弁してくるかと思いますが、決して洗脳されないようにしてくださいね。
場合によっては「後日また聞かせて。」と言われることもあるかと思いますが、その後も同じように「辞めたいという考えは今後も変わりません。」と伝えましょう。
⑥顧問の性格によってはブチ切れられることもあるかもしれませんが、 もし何か言われたり万が一暴力を振るわれたら親や立場が上の先生にチクればいいだけです。
部活を辞めた後はこんな感じになります↓
部活を辞めて良かった事【7つ】メリットだらけ!後悔は全くしないぜ
高校一年生という時期
今、この記事を読んでいるあなたはあまり実感が無いかもしれませんが、高校1年生という時期ってめちゃくちゃ重要な時期なんですよね。
この時期に「何をしたか」で将来が決まってしまうと言っても過言ではありません。

しかしそんな大事な時期に、自分が好きでもない部活に時間を使ってしまうのは非常にもったいないと思うんです。
僕にとって部活と勉強は同じぐらい嫌な事なので、部活を続けているという事はしなくてはならない嫌な事を2つ抱えているわけです。
なんかもうそれだけでモチベが下がってしまうんですよね。

しかし部活を辞めてしまえば嫌な事が一つ減るので、その分友達と遊ぶこともできるし寝ることだってできます。
別に勉強だけにすべての時間を使う必要はなく、時間が余るのだったらそれだけゲームとか自分の趣味に時間を使うことができるんです。
重要な高校1年生という時期だからこそ自分のやりたいことをやって、勉強という嫌な事に対するモチベーションも維持するのは大事だと思うんですよね。

ちなみに僕は余った時間を利用してバイトを始めました。
バイトをする事でお金に結構余裕ができたので自分の好きなゲームも大量に買うことができてめちゃくちゃ嬉しかったですね。
初めて大人買いってやつを経験したんです。
しかもバイト先で友達も増えたので土日のプライベートも割と充実して、陰キャの僕でもリア充みたいな生活ができるようになったんですよね。
今では、あの時に本当に勇気を出して部活を辞めて本当に良かったと思っています。
ちなみに下の記事では、陰キャでも出来るバイトを紹介してるのでご覧になってみてください。↓
以上、陰キャ研究所でした。