あなたは、どうせ会社を辞めるなら早い方がいいというをきいたことはある?

とはいえ、試用期間で辞めるのは会社に迷惑がかかるから絶対にやめたほうがいい。
じゃあこの記事では、
- 試用期間で辞めるのは迷惑?【体験談】
- 試用期間で辞めるのは迷惑な理由
- 本採用を辞退するとどうなる?
- 三ヶ月の試用期間で辞めると迷惑になった体験談
- 試用期間で辞めるときに迷惑がかからない方法
などについて僕の実体験をもとに超具体的に解説していくよ。
もくじ
試用期間で辞めるのは迷惑?【体験談】
まず正直に言おう。

なぜ試用期間に辞めようかと思ったのかというと
ネットで【試用期間中にやめても大丈夫】
と書かれていたから。
「どうせいずれ辞めるだろうし、早い方がいいか!」
と決心して、気まずいけど勇気をだして退職の意志を伝えたんだよね。
でもこれ、絶対にやってはいけないことだったんだよ。
じゃあ具体的にどんな迷惑がかかるのか?
それは会社側が全力で引き留めにくるということ。
- 「まだ決断するのは早いんじゃない?」
- 「もう少し働いてみてから決めた方がいいよ」
などと、こちらはもう退職する気まんまんなのに、ムダに引き延ばして
【保留】にしようとしてくる。
まあ考えてみれば当たり前。
せっかく新しい社員を雇ったのに、試用期間で
「辞めたい」なんて言い出したら会社側は、
「いやいやいや、ちょっと待てよ」
「まだ自分に合うかどうかなんて分からないでしょ」
なんてツッコミを入れたくなる気持ちも分かる。
⇒優秀な人ほど見切りが早い?【逃げる決断】が早い人の性格を解説する
会社側は、手間と時間とお金を無駄にしたことになるんだから、それをなんとか阻止しようとするのは当然と言える。

タイミング的にもまた新しい人材が見つかるかも分からないし、そもそも最初から
「試用期間で辞める社員なんて雇わなければ…」という気持ちもあるだろう。
つまり、試用期間で辞めるのは会社側に納得してもらうことは難しい。
本当の意味での円満退社は不可能だと思った方がいいよ。
試用期間で辞めるのは迷惑な理由
じゃあここからは、試用期間で辞めると具体的にどんな迷惑がかかるのか?
理由を3つ解説していくよ。
教育係の責任になる
試用期間に辞めると迷惑になる理由の1つ目は、教育係の責任になるということ。
しかし新人が辞めると、
「その上司のせいで辞めたのではないか?」という疑惑がかかる。
- パワハラをしたのではないか?
- 放置したのではないか?
- 厳しく𠮟りつけたのではないか?
と周囲から思われることになるんだよね。

たとえ辞めた社員が一身上の都合が理由だとしても、
その上司には【無能な教育係】というレッテルが貼られるんだよ。
引継ぎが必要になる
試用期間に辞めると迷惑になる理由の2つ目は、引継ぎが必要になるということ。
試用期間中に辞めた社員に、貸し出された会社の道具の返却や
仕事内容が次の人に託される。
そしてこの引継ぎが意外と大変で、膨大な手間がかかる。
急に辞められると、これまでの人事配置なども一新されたりするから、ムダに時間がかかるんだよね。
「辞めた新人のせいで色々とやり直しになった」
なんて思われることも多いよ。
⇒退職の引き継ぎの強要はパワハラ!|指示がない、不十分な場合は無視でOK
会社の勤務形態が見直される
試用期間に辞めると迷惑になる理由の3つ目は、会社の勤務形態が見直されるということ。
新人が辞めた際には、その辞めた理由を聞き、
今後もこのようなことが起こらないように改善が必要となる。
特に、原因に
- 有給が少ない
- 残業が多い
などのブラック要素があった場合、経営者は社員が労基にチクられないように最大限の注意を払わないといけない。

なので、またしても人事の調整や、仕事内容の変更を余儀なくされるんだよ。
本採用を辞退するとどうなる?
じゃあ、本採用を辞退すると辞めた社員は具体的にどうなるのか?
結論からいうと、経歴に傷ができる。
たまに、試用期間中なら辞めても履歴書に書く必要はない。
だからノーリスクで辞められる。
なんて話をネットで見るけど、それは間違い。
会社とは雇用契約を交わした時点で、本人の履歴書には一生残り続ける。
もし今後、転職などでこれを偽ろうものなら、経歴詐称に該当するので絶対にやめたほうがいい。

ちなみに、会社から能力不足だと判断された場合は、試用期間中でもクビになる可能性もある。
詳しくは下の記事でも解説してるよ↓
⇒試用期間中にクビになる前兆|よっぽど能力不足じゃなければ大丈夫?
三ヶ月の試用期間で辞めると迷惑になった体験談
じゃあここからは、僕の体験談。

僕が辞めた仕事は、とある印刷工場。
実際に働いてみると仕事内容が結構過酷で、有給の消化も難しそうなので
「早めに辞めた方が迷惑もかからないし、いいか!」
と、割と簡単に退職を決めた。
正直、仕事に対してやる気がなかったんだよね↓
⇒仕事はやる気ないのが当たり前【何が悪い?】楽しくないからテキトーでOK!
でも辞めるのは自分の想像以上に大変で、
就職をした時以上に、色んな手続きが必要になった。
「本当に辞めるのか?」
という確認を何度もされたし、
「考え直してくれないか?」
という引き止めもかなりしつこかった。

「この先、どうなるんだろう?」という不安と戦いながら退職の手続きをしたんだよ。
しかも、僕が試用期間で三ヶ月間やっていた仕事は、
いわゆる【誰にでもできる仕事】
つまり、僕が辞めたことでその
【誰にでもできる仕事】は別の誰かがやるハメになった。
そして僕を教えてくれていた新人の教育係は、
時間のルーティンを僕の就業時間に合わせてあったので、そこも結局見直されることに。
つまり、僕が試用期間で辞めたせいで、職場内全体の仕事の過程に変更がなされた。
結局、試用期間中だろうが、試用期間後だろうが辞めて迷惑がかかるのはどちらも同じ。
しつこい引き留めと戦う覚悟がなきゃ、そもそも退職は難しいんだよね。
試用期間で辞めるときに迷惑がかからない方法
じゃあ、試用期間で辞める際に、なるべく迷惑をかけない方法というのを解説していこう。
たとえ辞めた理由が
- 残業が多いから
- 休みがとれないから
という理由だとしてもそれを口に出してはいけない。
できれば自己都合に置き換えた方が揉めることもなく、平和に退職できる。

あくまでも、自分のせいで辞めたことにする。
これが試用期間で辞めるときに迷惑がかからない方法のコツだよ。
⇒新人がキャパオーバーになる仕事は人手不足が原因だろ!|甘えじゃないよ