世の中には、やけに頭のいい社員というのが一定数存在している。
じゃあそんな【厄介は部下】を使いこなすにはどうすれば良いのか?
この記事では
- 頭のいい部下は扱いにくい理由
- 優秀な部下を使いこなせない理由
- 優秀な部下を使いこなせないときの対処法
などについて超具体的に解説していくよ。
もくじ
頭のいい部下は扱いにくい?
そもそも頭のいい部下はなぜ扱いにくいのか?
結論から言うと、色々とめんどくさいから。
頭がいい部下は上司の矛盾点にすぐに気づく。
だからこそ、テキトーに指導することはできない。
「これってどういう意味なんですか?」とかね。
で、その質問に対しても、適格な答えで返事をしないといけない。
正直、上司からしたら頭のいい部下は厄介者に見えるよ。
ちなみにすぐ怒る人は、地頭が悪いとも言われてるよ。
下の記事でも解説してるけど、
頭がいいように見えて、実は悪いのかもしれない↓
⇒すぐ怒る人は頭が悪いって本当?|どうでもいいことで怒る人ってめんどくさいよね
頭のいい部下が扱いにくいと感じる理由
じゃあここからは、さらに具体的に
頭のいい部下が扱いにくいと感じる理由を6つ解説していくよ。
向上心がありすぎるから
頭のいい部下が扱いにくいと感じる理由の1つ目は、向上心がありすぎるから。
意識が高いから妥協もしない。
- 「仕事を教えてください」
- 「知識を全部吸収します」
というオーラが上司にとって重荷となる。
出世欲もあるので、正しい知識を教えないといけないからめんどくさいんだよ。
演技で接してくるから
頭のいい部下が扱いにくいと感じる理由の2つ目は、演技で接してくるから。
頭がいいからこそ、自分の売り方を分かっている。
職場内では常に、本当の自分ではなく【演技の自分】で過ごしている。
だからこそ、上司もありのままの自分で関わることができない。
教え方が分からないから
頭のいい部下が扱いにくいと感じる理由の3つ目は、教え方が分からないから。
頭がいい人に指導するときは、
その人よりも知識があることが前提になる。
でも教え方が分からないと、どうやって伝えれば良いのか分からない。
面子を潰してくるから
頭のいい部下が扱いにくいと感じる理由の4つ目は、面子を潰してくるから。
自分に自信があるから、上司より仕事ができるように見える。
面子を潰してくるから、
「一緒に仕事をするのがしんどい」
と感じる上司も多い。
ちなみに下の記事では、正論を振りかざす人の対応方法について解説してるよ↓
⇒【正論を振りかざす人の対応】正論ばかり言う人は疲れるし嫌われる!
価値観が違いすぎるから
頭のいい部下が扱いにくいと感じる理由の5つ目は、価値観が違いすぎるから。
普通に仕事をしている上司と、
毎日意識を高く保っている部下では、
日頃から考えていることが根本的に違う。
だから、プライベートで付き合うほど仲良くはなれないし
ちくはぐな関係になってしまうんだよ。
プライドが高いから
頭のいい部下が扱いにくいと感じる理由の6つ目は、プライドが高いから。
頭がいい社員は、
「自分は仕事ができる人間だ」
ということを自覚している。
だからこそ、醜態をさらすようなことがあれば、それだけ落ち込む。
なので、上司から指導を受けている時も、
矛盾点をすぐに指摘する。
言い訳が多いのも頭のいい部下の特徴だよね。
いい人だけどイライラするのは、だいたいこのタイプだよ↓
⇒職場のいい人だけどイライラする人の対処法|合わないから疲れるんだよ!
優秀な部下を使いこなせない理由
じゃあそんな優秀な部下を、上司が使いこなせないのはなぜなのか?
根本的な原因を3つ解説していくよ。
マウントを取らないといけないと思っている
優秀な部下を使いこなせない理由の1つ目は、マウントを取らないといけないと思っているということ。
優秀な部下は優秀であるはゆえに、上司が上に立つことが難しい。
そんな部下に
「勝ってなければいけない」
という思い込みが使いこなせない理由でもある。
元々持っている能力や素質まで張り合うべきではないんだよね。
自分の責任に潰されている
優秀な部下を使いこなせない理由の2つ目は、自分の責任に潰されているということ。
優秀な部下の指導を担当している人は、
「この部下を一人前に育てなければいけない」
という重圧に苦しみがち。
でもそんなプレッシャーを感じていると、責任感でストレスが溜まる。
【マイクロマネジメントハラスメント】という言葉がある通り、
そこまで手取り足取り教える必要はないんだよね。
自分の能力不足
優秀な部下を使いこなせない理由の3つ目は、自分の能力不足ということ。
じゃあどんな能力が不足しているのかというと、
人に教える能力。
相手の気持ちを汲み取る能力や
指導の際の言葉のチョイスや段取りなど、
細かいところに気を配れていないんだよね。
当たり障りのない会話しかできないんだよね。
場合によっては、これまで見下していた人でも
「実は自分より上の存在だった」なんてこともあり得るよ↓
⇒私が見下していた人が実は上だった【因果応報】自分より下だと思ってたのに
優秀な部下を使いこなせないときの対処法
じゃあ優秀な部下を使いこなせない上司が、どうすれば使いこなせるようになるのか?
その対処法を4つ解説していくよ。
質問にだけ答える
優秀な部下を使いこなせないときの対処法の1つ目は、質問にだけ答えるということ。
優秀な部下が扱いにくいなら、無理にうまく扱おうとする必要はない。
なぜなら優秀だから。
自分から動かなければ何も学べない。
ということが分かれば、別にこちらが気を使う必要はない。
放置する
優秀な部下を使いこなせないときの対処法の2つ目は、放置するということ。
優秀な部下は面倒の見過ぎは逆効果。
「そんなこと知ってるからもういいよ。」
などと思われてしまいがち。
だから、ある程度距離を置いた方がいい。
プライベートな話をぶち込む
優秀な部下を使いこなせないときの対処法の3つ目は、プライベートな話をぶち込むということ。
そもそも根本的に価値観が合わないのだから、まずは信頼関係を築くことが重要。
そうなると一番手っ取り早い方法が、
仕事とは関係のない話をするということ。
「しょうもない」と思えるような簡単な会話でもいいから、
プライベートな会話を話してみよう。
サボっている姿を見せる
優秀な部下を使いこなせないときの対処法の4つ目は、サボっている姿を見せるということ。
優秀な部下は
- 「ちゃんとしなきゃいけない」
- 「上司を立てなきゃいけない」
などと切羽詰まっているケースが多い。
だからこそ、優秀な部下のまえであえて仕事をサボっている姿を見せることによって
「あ、こんなにテキトーでいいんだ」
という安心感を与えることができる。
ゆるい雰囲気で仕事ができるようになれば、優秀な部下を扱いにくいと感じることはなくなるよ。
ちなみに【なんでも把握したがる人】の特徴や心理は、下の記事で解説してるよ↓
⇒職場のなんでも把握したがる人の心理4つ|知っていないと気が済まない?