世の中には、退職まであと1ヶ月になったとたん、急にやる気がなくなってしまう社員が一定数存在する。
気持ち的には楽だけど、モチベーションが低いから充実感がないんだよ。
そして、「そのことがバレたら上司に注意されるかも。」
なんてドキドキしてる人も多いはず。
じゃあこの記事では、
- 退職まであと1ヶ月のときの心理
- 「辞める」と言ってからやる気が出ない理由
- 退職を伝えた後、やる気が出ない人の特徴
- 今の職場のラスト1ヶ月を乗り切る方法
についてご紹介します。
もくじ
退職まであと1ヶ月のときの心理
退職まであと1カ月となったとき、
- やる気が出ない
- 退屈だ
と感じている人もいるかもしれません。
これは、
- 仕事のルーティンに慣れてしまった
- 具体的な目的がない
- 仕事を辞めたことに後悔している
など、さまざまな要因があります。
みんなそうなんです。
罪悪感を持つ必要はないです。
そして退職願を提出し、上司に辞めることを伝えた後は、精神的に不安定になるのが当たり前です。
また、転職のプロセスが気になったり、
「新しい職務に就くのに十分な準備ができないのでは?」
と不安になったりすることもあるでしょう。
これらはすべて、自然で正常な反応なんです。
ちなみに下の記事では、会社を1ヶ月で辞めた僕の体験談を解説しています。↓
⇒僕が会社を1ヶ月で辞める体験談|言いづらいけど体調不良で押し通した話
「辞める」と言ってからやる気が出ない理由
上司に「辞める」ということを告げ、残り1カ月となったとき、モチベーションを維持するのは大変なことです。
じゃあそもそもなぜやる気がでないのか?
順番に解説していきます。
未来が怖いから
退職することで、【この先何が起こるかわからない】という安心感のなさから、恐怖を感じることがあります。
新しい仕事への移行が心配になったり、自分の決断が正しかったかどうか不安になって、
「これで本当に良かったのかな?」と自問自答してしまうんだよね。
シンプルに寂しいから
前向きな理由で退職する場合でも、職場での最後の1カ月はほろ苦く感じるものです。
それに、職場ではすぐに友情が芽生えるので、今の同僚が恋しくなることもあるはずです。
自信がないから
自信がないと失敗を恐れるようになります。
失敗を恐れていると、行動力もなくなります。
すると、今の職場で新しいチャレンジもしなくなるので、頑張る気力自体が湧かなくなってしまうんですよね。
⇒入社1ヶ月で体調不良で退職するのはあり?|ストレスが理由で辞める伝え方を解説
変化が怖いから
慣れ親しんだ日常に慣れていると、
「今後、自分の生活はどう変わるのか?」
という想像をして気が重くなることがあります。
また、退職後に必要になってくる知識や、それに伴う責任に対しても不安を感じるかもしれません。
自分が存在価値がなくなると思ってるから
やる気が起きないもう一つの理由は、仕事が自分のアイデンティティの大きな部分を占めているからです。
要は、仕事人間だということです。
仕事を離れると、仕事がない自分は何者なのか分からなくなってしまい、
喪失感や戸惑いを感じるかもしれません。
退職を伝えた後やる気ない人の特徴
じゃあ、上司に退職を伝えた後にやる気が出ない人とはどんな性格をしているのか?
具体的な特徴について解説していきます。
無関心
退職を伝えた後やる気ない人の特徴の1つ目は、無関心ということ。
まず、仕事に対してやる気ない人は、なにごとも無気力で無関心です。
これは退職を伝えたことで
「どうせ1か月後には、この職場とは縁が切れるんだから…」
という気持ちを持っているからです。
開き直っている
退職を伝えた後やる気ない人の特徴の2つ目は、開き直っているということ。
特に気持ちの切り替えが早い人にありがち。
「もうこの職場の仕事はどうでもいいや」
と割り切っているからこそ、その泰樹のなさが周りにも伝わってしまっているんだよね。
しかし、周りの目すら気にしないから
下のブログのように「別にどう思われても良いや」と開き直っているんだよ。↓
⇒【りこブログ】私が退職代行でクソ会社を辞めた体験談を話す|クズで結構!
後悔している
退職を伝えた後やる気ない人の特徴の3つ目は、後悔しているということ。
「もっと上のポジションやキャリアを目指せばよかった」という大きな後悔を抱えているケースもあります。
過去の決断に悔しさを感じたり、
「もっと別の道があったのではないか?」と考えたりしています。
退職まであと1ヶ月を乗り切る方法
今いる職場での最後の1ヶ月で最も重要なことは、集中力を維持することです。
ここからは退職まであと1ヶ月を乗り切る方法について解説していきます。
目標を設定する
小さな目標を設定することで、仕事の最後の1ヶ月、モチベーションと集中力を維持することができます。
目標を設定することで、仕事やキャリアを最高の形で締めくくることもできます。
それに、どんな結果であっても後悔はしないはずです。
整理整頓をする
退職前の最後の1ヶ月にモチベーションを維持するもう一つの方法は、積極的に整理整頓をすることです。
簡単なことですが、書類や資料を整理し机の上を片付けましょう。
そうすることで気持ちに余裕も生まれ、より多くのチャンスが生まれます。
休みを取る
また休みを取ることも大切です。残り1ヶ月だからと言って、無理をする必要はありません。
休養をとることで、自分をリセットし、活力を取り戻すことを忘れないでください。
最後の仕事時間を楽しむ
仕事納めの1カ月は、気が重くなることもありますが、今の仕事を心から楽しむチャンスでもあります。
同僚に感謝し、上司に感謝し、クライアントに感謝する時間を持ちましょう。
そうすることで、退職後の生活が良い思い出と達成感で満たされた、前向きなものになるはずです。
時間を有効に使う
退職まであと1ヶ月となると、のんびりしたくなるものです。
しかし、この時期は時間を有効に使うことができる絶好のチャンスです。
また、この時期に新しい趣味を始めたりするのもいいでしょう。
自分が情熱を傾けられること、変化をもたらすことをすることは、モチベーションの源になるはずです。
過去を振り返る
退職は、内省の時間でもあります。
一歩引いて、これまでのキャリアで達成したすべてのことを振り返ってみましょう。
キャリアの山あり谷あり、そしてその過程で学んだ教訓について考えてみてください。
自分の経験を振り返ることで、モチベーションを高め、自分の成果に感謝することができます。
未来を見据える
退職前の最後の1ヶ月は、将来の計画を立て始めるのに最適な時期でもあります。
退職後に何をしたいかを考え、目標をリストアップしてみましょう。
そうすることで、退職後の生活への移行期にモチベーションを高め、前向きに過ごすことができるようになります。
⇒僕は仕事を頑張らないと決めた|カズレーザーから学ぶ【頑張らない生き方】とは?
まとめ
退職は大きな一歩ですから「辞める」と言ってからやる気が出ないのは無理もありません。
とはいえ、
- 集中力を維持し、
- タスクに優先順位をつけ、
- 自分自身を大切にする
ことを忘れないようにしましょう。
そしてこれらの秘訣を守って、
【最後の1カ月を乗り切る方法】を実践してみましょう。