
「役職に就いたけど、上手く立ち回れない…」
せっかく昇格しても、自分の能力不足を実感すれば自信がなくなってしまう。
とはいえ、自分から降格願いを出すのはオススメできないよ。
一体どんなデメリットがあるのか。
この記事では
- 能力不足でも降格願いを出すのはやめておけ!
- 本人希望の降格処分のメリット・デメリット
- 能力不足でも降格願いを出さない為には
などについて、超詳しく解説していくよ!
もくじ
能力不足の降格願いについて

「管理職までのぼりつめたけど、自信が無くなってきた…」
初めての管理職なら尚更、慣れない業務に苦しめられてしまうよね。
- 部下の面倒も見なければいけない
- 中間管理職であれば上司にも報告が必要
- 自分の仕事も手を抜けない
やる事が多くて、頭の中は大パニックだ。
次第に、
「自分の能力では続けられないのではないか?」
と疑心暗鬼に陥る。
「もういっそのこと、降格処分を下してほしい。」
と思うようになってしまう。
下の記事↓でも解説している通り、【リーダーに向いてない人】ほど自信を失ってしまいがち…
⇒リーダーに向いてないから辞めたい!|やりたくない時の対処法を解説
でも実は、たとえ自分が能力不足だと感じていても、降格願いを出すのはオススメしない。
その理由について、詳しく解説していくよ。
能力不足でも降格願いを出すのはやめておけ!

「能力不足」と思っているのは自分だけ
- 自信がない人
- 自分を低く評価しすぎている人
「自分なんかに務まらない。無理だよ。」
なんて一時的なパニックに陥ってしまう。
でも、一旦落ち着いて考えてみて。
あなたの今までの功績が認められたから、今の立場にいるんだよね。
最初はどうしたって失敗やミスが発生する。
あなたはみんなに認められているんだから、もっと自信持とう。
環境に慣れていないだけ

誰だって環境の変化があると心も体も崩れがち。
「やっぱり自分にはまだ早かったのかなぁ」
なんて、自信が無くなることもあって当然の事なんだよ。
今は心が押し潰されそうなくらい辛いかもしれない。
でも、ここを乗り切ればもっと素敵なあなたに成長していける。
今だけだと思って耐えてみて。
無理だ!と思ったら、休んでも良い。
ちょっとずつで良いから、前に進んでいこう!
言われるまで待てば良い
もしも、本当にあなたが「能力不足」であったら…
いずれ上から降格処分の命令が下るよ。
「あなた降格ね」って言われたら、
「あーやっぱ能力足りてなかったのかー」って思えば良い話。
そこからまた勉強し直していけば良いじゃない。
あなた一人が
「まだまだ勉強不足だ!こんなんじゃダメだ!」
って思っていたとする。
一方で、周りからは
「しっかり職務を果たしているな。安心安心」
とか思われてる可能性だってあるかもしれないよ?
一人でモヤモヤ悩んでたって仕方ない。
客観的な事実を集めてみるのも、良いんじゃないかな?
実は、こういう行動が出来る人こそ、
【本当の意味で頭がいい人】なんだよね↓
⇒本当の意味で頭がいい人の特徴【8つ】考えすぎる人の考え方はココが違う!
本人希望の降格処分のメリット

プレッシャーから解放される
降格処分を受けると、プレッシャーから解放されて自由の身になれる。
「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」
という焦りがなくなり、余裕が生まれる。
張り詰めていた気が緩んで、やっと本当の休息が取れる。
かといって、これから先ずっと安泰という訳じゃない。
他にプレッシャーのかかる出来事が、あるかもしれない。
世の中には、出世したくないのに出世する人も多いんだよね。↓
⇒出世したくないのに出世する人の特徴と心理|若者や女性が昇進したくない理由
ストレスが軽減される

降格されれば、昇格によって抱えたストレスを一気に解消することができる。
以前の環境に戻るから、自分の仕事に集中しやすくなるよ。
降格することで全てから解放されると思ったら、大間違い。
今のデメリットと降格のデメリット、天秤にかけてよく考えてみてね!
気持ちがスッキリする
本人希望で降格処分をお願いするのは、モヤモヤの解消に繋がる。
自分の言いたいことを言えた、という清々しさを得られるよ。
降格願いを受け入れるかどうかは別。
単純に、自分の思いつめられた状況を相手に知らせることができる。
肩の荷がおりたように、気持ちがスッキリするよ。
本人希望の降格処分のデメリット

周囲の期待値が下がる
あなた自身が降格に納得しても、周りが納得できないというケースがあるよ。
- 「推薦してやったのに、無下にしやがって!」
- 「せっかくこの人のもとで頑張ろうと思ったのに!」
なんて、上司や部下に良く思われない事も…
職場の対人関係に亀裂が入れば、今後やりづらくなってしまう。
自分が降格することで、周りにどんな影響を与えるのか?
自分のことで手一杯かもしれないけど、周りのことも考慮してみよう。
もしかしたらあなた以外に、リーダーになりたがる人だっているかもしれないから…
⇒リーダーになりたがる人の心理|仕切りたがる人はリーダーにしてはいけない!?
お給料が少なくなる

降格処分で忘れちゃいけないのが減給。
自分の心を楽にしてあげるのは、大切な事。
当然ボーナス査定にも響いてくる。
今よりずっと賃金が落ちてしまう可能性が高いよ。
再び同じ役職に就くことが難しくなる
一度会社側が「降格」を受け入れられた場合。
昇格時よりも、能力が低く見積もられているんだ。
だから、降格してから「やっぱり戻りたいです!」は通用しない。
また一から会社からの信頼を獲得しなきゃならなくなる。
せっかく会社から認められていたのに、自らの首を絞めるような行動だ。
今まで積み上げてきた努力が、ムダになっちゃう気がするよね。
もしかしたら今後、上を目指したい気持ちが出てくるかもしれない。
自分から降格処分をすることは一旦保留にしておくのも手だよ。
能力不足でも降格願いを出さない為には

「自分の能力不足」を理由に降格願いを出すのは、多くのデメリットがある。
そうならないために、
- まずは誰かに相談
- 「降格」以外の選択肢を増やす
- 周りの力を借りる
といった対処法を取ろう。
社内の信用できる誰かに伝えるも良い。
管理職に精通している知人に相談してみても良い。
それに、「降格」以外にも選択肢はある。
- 転職を試みる
- 部署異動をお願いする
- 一旦休職してメンタルを回復させる
「降格してもらわなきゃ!」という気持ちでいっぱいだと、視野が狭くなる。

あとは、周りの協力を最大限に利用すること。
困っていることや悩み事など、自分の「弱み」と思えるような部分をさらけ出す。
「弱い人間だと思われたらダメだ!」
と思いがちな人だと、難しいかもしれない。
言葉にすることで、周りもあなたが何に困っているのか理解できる。
一人じゃどうにもならないことだって、誰かの助けがあれば対処しやすくなる。
昇格できたあなたなら、周りからの信頼も厚いはず。
自分でも気づいていないほど
【実は優秀な人】である可能性が高い。↓
⇒実は優秀な人の特徴|謙虚で目立たないのにやる時はすごい!【理由を解説】
あなたも周りを信頼して、頼ってみよう!
