こんにちは伊藤です。
僕は高校生活の3年間を全てぼっちで生きてきた人間です。
昼休みは弁当を一人で食べて、登下校もいつも一人でした。
そんな僕が、「高校はぼっちでも楽しいのか」について解説していきたいと思います。
高校はぼっちでも楽しい?
高校はぼっちでも楽しいのか?という話についてですが、結論から言うとまぁ楽しくはないですよね。
もちろん中には楽しいという人もいるかもしれませんが、僕にとってはぼっちとして過ごした高校の3年間は地獄であり、黒歴史です。
当時は「高校だけは卒業してほしい」という親の期待に応える形で、なんとか3年間通うことができましたが、こんなに苦しい思いをするならば正直不登校になって辞めてしまっても良かったんじゃないかなとも思います。
それから僕が思うに、「ぼっちでも高校は楽しい」と言っている人は単なる強がりである気がします。
確かに団体行動をして友達と深く関わる高校生活はめんどくさいと感じる人も多いでしょう。
常に周りの人に気を使って生きるくらいであれば、一人で自由に行動して高校生活を送った方がマシだと考えることもあるかもしれません。
はいそうなんです。
当時の僕もまったく同じように考えていました。
「こんなくだらない奴らと 友達になって一緒に生活するぐらいなら一人でいた方が楽しい」と思っていた訳ですね。
⇒【学校に居場所がない僕の日常】中学生と高校生の時のクラスでの立場
しかし現実は、ぼっちになったらなったで「誰かに認めてもらいたい」という承認欲求が爆発してしまい、もの凄く寂しい思いをしたのを覚えています。
自らぼっちを選んで、高校では一人で生きていくと決めたはずなのに、周りの人達に対し
「どうしてあんなに幸せそうにしているんだろう?」と嫉妬感を覚えていました。
もうほんとどうしようもないですよね。
しかし当時の僕は高校辞めたからといってやりたいこともなかったので、絶望しながらも無理やり通っていた感じです。
その時は、もはや「クラスメイトにどう思われても良い」と割り切っていましたね。
しかし、そんな僕でもほんのちょっとだけ高校が楽しいと思える瞬間もあったので紹介していきます。
ぼっちでも高校が楽しい理由
これから話す事は、ぼっちだった僕が個人的に楽しいと思ったことなので全ての人に共感できるとは限りませんが一応紹介しておきます。
部活が楽しい
僕は中学生の頃からギターが趣味であり、高校でも軽音部に所属していました。
部活に入る前はみんなとワイワイバンドをやって充実した高校生活になるのかな?と思っていましたが、残念ながら部活内でも僕はぼっちだったのでそんな理想は叶いませんでした。
しかしそれでも、高校で唯一自分の好きな趣味を出来ることから部活の時間がなるとなんだか安心していました。
周りを気にせずギターが弾けるというだけではなく、僕の嫌いなクラスメイト達から離れることができるので、何と言うかその日を耐えきった感が僕にとっての幸せだったのです。
下校中が楽しい
高校から帰る下校中もぼっちの割にはなかなか楽しめたと思います。
というのも、自分の好きなお店によって買い物をしたり好きな食べ物を食べたりできたからです。
中学生の頃は買い食いは禁止されており、下校中はまっすぐ家に帰るだけだったのですが、高校生になってからはある程度自由がきいていたので楽しかったです。
友達同士で下校してワイワイご飯を食べたり、買い物をしたりするのも憧れてはいました、が現実的に考えると周りの友達と行動するということは
自分のペースで行動できなかったり、好きなものを食べれなかったりもするので、これはぼっちだからこそ味わえる醍醐味なのかなと思いました。
ぼっちは楽しいと思い込まないで
さて、ここまで「ぼっちでも高校が楽しい理由」を一生懸命考えていたのですが、正直これ以上は思いつかなかったです。
楽しく学校生活を送るためには「ぼっちでも楽しいこと」を探すのではなく「友達を作る」ことが一番重要なんだと思います。
実際僕も、「ぼっちでも楽しい!」ということを自分に言い聞かせながら高校生活を送っていましたが、今になって思えば自分で自分を楽しいと洗脳していたというところもあると思います。
というか「ぼっちでも楽しい」と思い込むということは、僕は行動力がない陰キャの逃げなんじゃないかなと正直思っているんですよね。
「クラスメイトに話しかけるのが怖いから」
「気が合わない友達と一緒にいるのが辛いから」
「新しい友達を作る自分を惨めに思うから」
などの理由で、ぼっちを選ぶという人は多いですが、正直どんなに一緒にいてつまらない人でもぼっちでいるよりかは精神的にも安定しますし楽だと思います。
それを「高校生活はぼっちの方が楽しいから」と言い訳して、新しい友達を作る努力をしないのは間違っていると思いますね。
高校生活というのは人生の中でも一度きりの一番楽しい時期です。
そんな時期を「つまらなかった」と一言で終わらすのは非常にもったいないですよね。
ぼっちでも「高校生活が楽しい」と実感できる人は確かにいますが、正直ぼっちでも楽しめる努力をするよりも新しい友達を作る努力をする方が敷居は高いですが、簡単だと思います。
クラス内で友達を作るのが無理なら、部活とかバイトとかで新しい友達を作った方が個人的には良いと思います。
どの部活もやっていない、どのバイトもやっていないというのであれば、まずは行動してみる事が大事ですよ。
下の記事では、陰キャでも出来るバイトを紹介しているのでご覧になってみて下さい。↓
以上、陰キャ研究所でした。