こんにちは、スクールカースト最底辺の伊藤です。
中学や高校では、【スクールカースト】がそのまま【学校生活の充実度】を表していたと言っても過言ではありませんが、
「大学は人間関係でそこまで苦労することは無くなる」という意見もよく見かけます。
この記事では、果たして本当に大学はスクールカーストがないのか?というテーマでお話ししていきたいと思います。
もくじ
大学はスクールカーストがない?
結論から言いますと、大学にスクールカーストがないというのは嘘です。
はっきり言って大学でもスクールカーストはあります。
人というのはどこかのコミュニティに属している以上、人間関係における上下関係は必ず発生するものです。
ではなぜ大学ではスクールカーストがなくなると言っている人が多いのでしょうか?
僕が思うに答えは単純で、中学生や高校生のスクールカーストとは種類が変わるからだと思われます。
種類というのは、スクールカーストを決める「基準」みたいなものだと思ってください。
高校までは【容姿】【気の強さ】【部活】などがスクールカーストに影響しているケースが多かったと思います。
でも大学に入ってからは、人間的な魅力でスクールカーストが決まるようになるのです。
なので考え方によっては今までのような生徒同士の上下関係は無いです。
そういう意味では「大学はスクールカーストがない」と言えるのかもしれませんね。
スクールカーストがない理由
そもそもなぜ、中学や高校で言われていた【スクールカースト】は、大学でなくなったのでしょうか?
具体的な理由を解説していきます。
精神年齢が上がる
大学に入ると当然これまでよりも精神年齢が高い人たちが集うようになります。
つまり、 良くも悪くも全体的に「大人の対応」をする人達が増えました。
周りの目を気にしなくなる
周りの目を気にしなくなるというのも、大学でスクールカーストがない理由だと思います。
これまではクラスという限られた空間の中で無意識に【グループ】というものを結成していました。
しかし大学では基本的に自分の意思で行動することが多くなるため、一人行動をする場面も多々あります。
つまり、大学では浮いている人間という概念が無くなったのです。
他人に興味が無くなる
大学に入ると、基本的に周りの人間への興味がなくなります。
これまではスクールカースト上位に属している人間が自分より下の立場の人間に、
「自分の方が上だぞ」ということをアピールしていました。
しかし大学では、関わる必要のない人間には関わらなくなったので、それも大きな要因だと思います。
ダサく思える
全体的な精神年齢が上がったのも影響して、スクールカーストという物の存在が「ダサい」思う人が増えてきます。
そのような人が評価される傾向があるので、男女ともに友達をハブいたりいじめたりすることも少なくなると言えるでしょう。
僕の大学の場合
ここで僕の大学の体験談について解説していきます。
実は僕が大学に入学したての頃はスクールカーストがありました。
それも中学生や高校生と同じような精神年齢の低いスクールカーストです。
正直なんだか、現実を突きつけられた感じがしましたね。
当時は「大学にはスクールカーストがないんじゃなかったのかよ!」と、心の中でイライラしていました。
しかし、時が経つにつれて自然とスクールカーストが消滅していったのを覚えています。
しかし僕が大学3年になった頃には完全にスクールカーストはなくなりました。
社会人と同じように人間的な魅力で人を判断するような空気に変わったんですよね。
趣味の合う人や知識が豊富な人、特定の分野のスキルが高い人など様々な判断基準で人付き合いをしている人が多かったです。
大学デビューは必要ない?
さてここまでは大学ではスクールカーストがなくなるという話をしてきましたが、大学デビューも必要ないということなのでしょうか?
結論から言うと、大学デビューはした方が良いです。
スクールカーストがないといえども魅力が高い人間には自然と人が集まりやすくなり、友達や恋人も作りやすくなるのは事実です。
また、大学で積極的に人とコミュニケーションを取ってきた生徒はそれだけ就職にも有利になるという話もあります。
⇒【陰キャは就職できないって本当?】面接で印象最悪になるぞ!
中学や高校のように、下の立場にいることでそこまで苦痛を感じるわけではありませんが、どうせなら楽しい学校生活が送れた方が良いですよね。
無理やり大学デビューをしようとしている痛いやつになる必要はありません。
ただ、ある程度はこれまでよりも行動力を発揮して、たくさんの人と関わることを心がけた方が良いと思います。
以上、陰キャ研究所でした。