こんにちは、伊藤です。
僕はこれまでずっとスクールカーストの最底辺として生きてきました。
それなりに辛い学校生活を送っていましたが、先日に従妹の夫であるアメリカ人からアメリカのスクールカーストの凄まじさを聞いて、
「日本のスクールカーストなんて子供のお遊びだったんだな」と実感しました。
この記事では日本とアメリカのスクールカーストの違いについて具体的に解説していきたいと思います。
もくじ
アメリカと日本のスクールカーストの違い

人種差別が絡む
日本では学校に入学してから始めて容姿や声の大きさなどでスクールカーストが決まりますよね。
しかしアメリカでは入学前には既に、人種によってにスクールカーストがほぼ決まっていると言っても過言ではありません。
これはアメリカの歴史が関係していることから仕方のないことなのでしょうが、スクールカーストに人種差別が絡むというのもアメリカと日本の違いですね。
当然ながら白人はスクールカーストの上位に入りやすいですし、逆に黒人はスクールカーストの中位~下位になってしまう可能性が高くなります。
より細かく分かれている
日本のスクールカーストは3種類程度にしか分類されていませんよね。
まあ細かく分類すればもっとあるのかもしれませんが、僕のイメージでは陽キャと陰キャとその中間ぐらいにしか分けられていない感じだと思います。
正直、場合によっては1軍と2軍しかないというクラスというのも多いです。
それに比べてアメリカでは、スクールカーストが日本よりもかなり多くの種類に分けられています。
下の画像はアメリカのスクールカーストを細分化した表になりますが、 5段階層に分かれていますね。
ピラミッドの一番下の【ターゲット】というものが日本で言う【いじめられっ子】に当たるそうですが、その扱いは日本の比じゃないみたいです。
上位の影響力がすごい
日本でもスクールカースト上位の洋キャたちはそれなりに発言力があって、クラスへの影響力も高いかと思いますが、
アメリカのスクールカーストの上位の人たちは一部のコミュニティのみならず、学校全体に影響を及ぼします。
場合によっては、教師や保護者なども動かす力があるのでスクールカーストのトップである【ジョック】や【クイーンビー】はそれなりのカリスマ性やスキルがないと務まらないらしいです。

高校のスクールカーストは部活で決まる?|男子と女子の違いについて
下位への扱いがひどい
先ほども話した通りアメリカではスクールカースト下位の人に対しての扱いが日本の比ではありません。
日本では保護者や、いじめが問題になることを恐れている教師が、ある程度いじめに対しての抑止力となっていますがアメリカではそのような文化がありません。
生徒間でのトラブルは基本的に大人はノータッチであり、自己解決しろというスタンスです。
だからこそ抑止力となるものがそもそも存在せず、逃げ場がないのでいじめがエスカレートしがちなんですよね。
確かにアメリカではスクールカーストが原因で、銃乱射などの物騒な事件も起こっていますよね。
日本人はどうなるの?
では、もし日本人がアメリカに留学した場合スクールカーストのどの位置に入るのでしょうか?
基本的にはピラミッドの最下層、ターゲット(いじめられっこ)の1段上に当たるナード(オタクや運動音痴)と同じ位置になります。
正直、僕はこれを聞いてショックに思いました。
アメリカでは日本人に対して友好的な人が多いと聞いていたもんだから、トップ層のイケメン白人とかとは無理でも、普通の白人や黒人と仲良くできると思い込んでいたからです。


なぜ日本人がこれほど低い位置にいるのか聞いてみたところ、中国人の存在がでかいらしいです。
中国人は日本人よりも数が多く態度も悪いことから、アメリカ人は「アジア人」というだけで差別の対象となるみたいなのです。
ひでぇ話だ。
アメリカのスクールカーストは地獄
アメリカのスクールカーストの最底辺にあたる、【ターゲット】は具体的にどのような仕打ちを受けることになるのか?
僕はアメリカ人である従妹の夫にさらに深掘りして聞いてみました。
基本的な殴る蹴るの暴行に加え、陰湿ないじめも受けることになるそうです。
Facebook に無理やり自分の裸の写真をアップさせられたり、シャワールームで荷物を全部水浸しにされることも多いらしいですね。
女子の場合はさらに過激で、スクールカーストの上位の人たちから一斉に生理用ナプキンを投げつけられたり、ひどい時にはターゲットが飼っている動物をいじめたりもするそうです。
手が込んでいて精神的なダメージを与えようとする分、日本のいじめよりひどいケースが多いですね。
そのえげつなさは正直、想像の8億倍くらいでした。


日本のスクールカーストは生ぬるい
実際にアメリカのハイスクールで育ったアメリカ人の話を聞いて、僕は正直日本のスクールカーストなんて生ぬるいと思いましたね。
だって日本では仮にスクールカーストの下位になってしまったとしても、大人が守ってくれるのですから。
どんなに辛いいじめを受けていたとしても、極論チクればなんとかなるケースが多いです。
それだけ日本の教師は自分のクラスでいじめがあるということを発覚するのも恐れているのですね。
しかしアメリカでは親や先生に相談をしても解決するのは難しい上に、スクールカーストがある種の文化となっているため、問題そのものが放置されがちみたいです。
よく日本でいじめられた子が「親や教師に相談できない」と悩んでいますが、アメリカに比べたら、相談する勇気がないなんて悩みは甘えでしかないのだと思いますね。
そう考えると、日本の学校はアメリカよりも過ごしやすい環境ですし、スクールカーストの1軍に属する人達も恐れる必要なんて無いんですね。
下の記事では、日本のスクールカースト1軍の女子の特徴について詳しく解説しているのでご覧になってみてください。↓
以上、陰キャ研究所でした。