こんにちは伊藤です。
そんな僕が意を決して美容院に行った話と、陰キャが美容院を怖いと思う理由について具体的に解説していきます。
美容院は怖い
世の中の陰キャの人は誰もがみんな、こう思ったことがあるでしょう。
「美容院に行きたくない!」
普通の人が、美容院に行きたくないのは
- 料金が高い
- 家から出るのがめんどくさい
などの理由が一般的なのですが、僕が美容院を憂鬱に感じる理由は美容院に行くのが怖いのです。
他人とまともに会話すること自体ができない人間が美容院に行くということは 、一般的な人間が就活の面接に行くこと並にハードルが高いことなのです。
これ話を盛っていませんよ?
普通の人は髪が伸びてくると、
「そろそろ髪を切りに行かなきゃなぁ」
と思うかも程度かもしれませんが、僕の場合は髪が伸びてくると美容院に行くのが嫌で気分が憂鬱になるレベルなのです。
そして、嫌でも美容院に行かなければならないほど髪の毛がボサボサになった時、僕は心底自分の頭皮を恨みます。
おそらくこれほどまでに美容院を怖いと思う人はなかなかいないと思いますが、僕がなぜそこまで病院が強いと思うのか、具体的な理由を一つずつ解説していきます。
陰キャが美容院を怖いと思う理由
会話がしんどい
美容院に行くとまず間違いなく感じるのは、会話がしんどいということです。
「そこまで気にする必要ない」と言う人もいるかもしれませんが、そういう問題ではないのです。
確かに美容師さんはコミュニケーションのプロであり、接客として自分に接しているというのは理解しているのです。
それでも僕は未だに緊張してしまうので美容師さんの質問にとんちんかんな答えを言ってしまうことがよくあります。
例えば先日僕が美容院で会話した例を挙げると、
美容時さんが
「今日はこれからお出かけですか?」
と聞いてきたのですが、僕はその質問自体に衝撃を受けました。
それをまるで自宅のトイレに行くかのような軽々しい感じで質問する美容師さんを僕は同じ人間とは思えませんでした。
さらにそこから美容師さんは続けて、
「普段はどんなテレビ番組を見ているのですか?」と聞いてきます。
これはおそらく僕がどんな趣味を持っていて、どんな話題ならできそうなのかを探っている様子です。
でも僕はあいにくテレビなど見ない人間なのでドラマの話やスポーツの話などできるはずもないのです。
嘘をつくと角が立つのでここは正直に答えようと思い
「いやあんまり見ないですね。」
と答えました。
この「ないですね。」の「ね。」は僕の精一杯のフレンドリーな言葉選びと言うかニュアンスを意識したつもりでしたが、美容師さんは半笑いで
「あーそうなんですね。最近テレビもあまり面白くないですものね。」と、同情したような感じで言葉を返されました。
僕は既にこの時、もう帰りたいという気持ちでいっぱいでした。
店員が怖い
美容院が怖いと思う陰キャは、「定員さんの存在自体が怖い」と思う人も多いのではないでしょうか?
基本的には接客業をしている以上、悪意をもって自分に接してくる美容師さんなんていないと思います。
しかし、雰囲気と言うかイケイケな感じが、僕とは違う属性の人間性を感じるのでなんだか怖いのです。
僕を担当していた美容師さんは明るめの茶髪でめちゃくちゃ爽やかな20代の男性でした。
美容院の中では店員と客と言う関係だからこそコミュニケーションを取っているわけです。
おそらく相手はスクールカーストの上位で僕がスクールカーストの最下位になるので全く相手にされないかいじめられるかのどちらかでしょう。
陰キャとしてこれまでの人生を送ってた僕だからこそ、美容師さんが怖いと感じるのかもしれませんね。
⇒中学は陰キャでも高校で陽キャになれるの?
恥ずかしい
美容院という場所は、根本的に恥ずかしいと言う問題もあります。
正直、僕は店員さんの好きなように切ってくれればいいので、鏡など見る必要はないのです。
でも自分の目の前にどーんとでっかい鏡があるので、どこに視線を向ければば良いのか迷ってしまうのです。
ここで多くの人は、
「自分の髪型のチェックをするために鏡があるのだから自分の髪を見ればいいのではないか?」
と思うかもしれませんが、自分の頭の近くは髪を切っている美容師さんの顔が見えるわけです。
そして時折店員さんも鏡を見て、正面から見た僕の髪型のチェックをするので僕が意識せずにぼーっとしていると図らずも目が合ってしまうことがあります。
相手は接客をする立場なので、「何見てんだよ!」とは言わないかと思いますが、正直心の中ではそう感じていると思うのです。
理想の髪型を伝えられない
たとえ陰キャでも、美容院では雑談をなるべくしないように促す事は出来るかもしれません。
しかし、髪型をどうにしたいか、どのようにカットをしてもらいたいかは、必ず伝える必要があります。
事前に、「前髪や襟足の長さはこのぐらいにしてくださいと言おう。」
と決まってはいるのですが、いざその時になると美容師さんは僕が準備していた回答では答えられないサイドの長さやトップのボリュームなど細かい質問をしてくるのです。
僕はそれを言われても最終的にどのようになるのかイメージができないので、
「どっちでもいいです。」というのが決まり文句ですが、店員さんには「なぜ来た?」と思われてそうですね。
待ち時間が怖い
陰キャは美容院待ち時間が怖いというのは、結構共感できるのではないでしょうか?
美容院ってなんだか異様な雰囲気が流れていますよね。
そんな中で僕はいつも下を向いてうつむいていますが、どうにも落ち着かないのです。
これから必ず始まる美容師とのコミュニケーションと言うプレッシャーがのしかかり、そわそわしてトイレに行きたくなるのは僕だけでしょうか?
美容院は敷居が高い
以上が陰キャである僕が美容院を怖いと思う理由です。
この記事の全文に共感できる人は少ないかと思いますが、僕は本気で嫌なのです。
よく、陰キャがイケメンになるためには美容院に通え!と言う発言を耳にすることがありますが正直その美容院に行くこと自体が陰キャにとってはとてつもなく敷居が高いことなのです。
ちなみに下の記事では、陰キャイケメンの特徴について解説しています。↓
そして僕は気づいたことがあります。
なんだか最近、日常生活でが憂鬱に感じる理由が判明しました。
つい先日美容院に行ったばかりなのになぜか前髪が伸びてきたからです。
以上、陰キャ研究所でした。