こんにちは、伊藤です。
皆さんは今でも【リア充】という言葉を使っていますか?
実は既にもう、【リア充】という言葉は死語になりつつあるんですよ。
いや、本当なんですって。
今回は、「リア充」という言葉が死語になった理由と「リア充」に代わった新しい呼び方を紹介していきます。
リア充は死語?
そもそもリア充は元々どのような言葉で、具体的にどんな意味があるのか知っていますか?
【リア充】とはリアルが充実している人の略で、 まあ楽しそうに毎日を過ごしている人って感じですね。
意味が完全に統一されていない部分もありますが、ほとんどは幸せに過ごしている人のことをリア充と呼ぶので、
「リア充になりたい」と言っている学生がいたら
「幸せになりたい」と言っていると捉えても良いですね。
ここで言うリア充の【リアル】とは一体どのような意味なのかと言うと、要は【現実世界】というニュアンスが含まれています。
この場合で使われている「リアル」の対義語は、「仮想現実」です。
つまりネットの世界やゲームの世界など実際は存在しない世界のことを言うわけですね。
世の中には SNS やゲームの世界で友達が多いけど現実社会では友達がいない人もいますが、その人達の事を【非リア充】と呼びます。
そして正反対の、現実社会で友達や恋人がいて楽しそうに生活している人種が【リア充】ということになります。
リア充の新しい呼び方は?
リア充が死語だと言うならば、リア充に代わる新しい言葉はないのでしょうか?
陽キャ
【陽キャ】という言葉は、リア充と同じような使われ方をすることが多いですね。
「陽キャ」の対義語は「陰キャ」と呼びます。
ちなみに【陰キャ】の陰は日の当たらない影のことを指すので目立たなくて暗い人間のことを指します。
陰キャ大学生あるある【12選】常にマスクしてる、箸を忘れると詰む
「陽キャ」と「陰キャ」という言葉を昭和の時代で例えるならば「不良」と「ガリ勉」ってところでしょうか?
平成初期で言うならば、「ヤンキー」と「根暗」みたいな感じだと思います。
パリピ
「パリピ」も「陽キャ」や「リア充」と同じ使われ方をすることもありますが、厳密に言うと少し意味が違っていたりもします。
元々パリピとは、パーリーピーポーやパーリーピープルの略です。
ハロウィンなどのイベントで騒いだり、クラブやパーティーに参加してノリノリにはしゃぐという意味で使われています。
昔のイメージで言うとバブル時代にディスコとかで扇子持って踊っていた人たちのことを言っていますね。
リア充が死語になったのはなぜ?
さて、「リア充」に代わる新しい言葉を二つ紹介しましたが、そもそもなぜ「リア充」が死語になってしまったのでしょうか?
「リア充」という言葉が生まれた時代はSNSがそこまで爆発的に普及していた訳では無かったのです。
平成初期~中期の「リア充」と呼ばれる人達は基本的にネットには関与しませんでした。
友達と遊んだり恋人と遊んだりして毎日を過ごすことが多かったのです。
しかしその時代の「非リア充」の人達はリアルが充実していません。
なので妥協という意味でも、ネットの世界で友達を作って毎日を過ごしていたりしたのです。
しかし現代では「陽キャ」や「パリピ」と呼ばれる、明るい人達でも普通にSNSやネットを使います。
そうなると「リア充」という言葉には矛盾というか、「わざわざ言わなくてもいいよ感」が出てしまうため、死語になってしまったわけですね。
リア充以外の言葉
新しい言葉が生まれる時はどの時代も大体、中学高校大学に通っている学生たちが生み出すことが多いですね。
特に「スクールカースト」という言葉は最近になって急激に若者の間で広がってきていますね。
意味としては学校のクラス内に存在している順位といったところでしょうか?
詳しくは下の記事で解説しているのでご覧になってみてください↓
高校のスクールカーストは部活で決まる?|男子と女子の違いについて
以上、陰キャ研究所でした。