「最近部下の態度が冷たい気がする…」
そんな風に感じ始めたら、要注意!
最悪の場合、部下が退職を考えている可能性もある。

どんな異変が起こっているか、その原因や対処法に解説していくね!
もくじ
部下の態度が変わったら注意!
今まで普通に話していた部下が、
いきなりそっけない態度になったら…

部下の態度が変わったのは、何かキッカケがあるはずだけど…
何にせよ、一人で悩みを抱え込んでしまっている可能性が高い。
早急に対処しないと、取り返しのつかないところまで来てしまうかもしれない。
部下の態度が変わった原因
メンタル不調
部下の態度が変わった原因。
その中に、部下のメンタルが崩れてしまっているケースがあるよ。
- ミスをすることに対して過度な恐怖心を抱く
- 常に緊張していて心休まる時がない
- 一人で悩みを抱え込んでいる
こんな状態になっていたら、
ストレスが大きすぎてメンタルに大きな支障をきたしている状態だよ。

メンタルヘルスチェック面談等を行って、部下のメンタルが正常に保たれているかチェックしよう!
不信感が強まった
①直属の上司である、あなた自身に対して信用がおけなくなったパターン。
②会社全体に対して不信感が芽生え始めたパターン。

信用できない人間に対して、和気あいあいと喋れる人は少ない。
あなた自身に直接的な不信感が向いていない場合。
会社のやり方を何の疑いもせず、行う姿にあきれているのかも…
そもそも、すでに転職を考えている可能性もある。
勝手な思い込みで信頼を失くしている可能性もある。
もし部下が誤解している所があるようであれば、早めに説得を仕掛けよう。
⇒心を閉ざした部下との接し方を解説|元気がなくなった部下に指示をしてはいけない?
仕事を続ける自信が無くなった
誰にだってミスや失敗はつきものだよね。
でも、それによって深く悩んでしまう人もいる。

「自分は使えない人間だ」って思い込みがち。
そんな人も、仕事を続けていくのは難しい。
入社したての頃は感じよく見えていた。
でも、それが本当の部下の姿じゃないかもしれない。
実はマイナス思考だったなんてこともあるから要注意だね。
気を遣うのが疲れた
入社して間もない部下。
「上司に気に入られなくちゃ!」

毎日のように上司に話を合わせ…
愛想笑いをし…
ご機嫌取りを続けていく…
上司に対して気を遣いすぎる部下だと、
「今まで普通に喋っていたのに、ある時を境にいきなり喋らなくなった」
なんてことになりやすい。

そこを境に冷たい態度に変貌してしまうこともあるよ。
プライベートで悩みがある
仕事とプライベートをキッチリ分けられない…
そんな部下は、プライベートであった感情を会社に持ち込みやすい。
自分の中の不機嫌な気持ちをうまく消化できない。
あなたが聞き上手なのであれば、話を振ってみても良い。

時間が経ってから話しかけたら、意外と普通に話してくれることもあるよ。
頑張りが認められていないと感じている
- 「自分は適正な評価がされていない」
- 「こんなに頑張ってるのに認められない」

- 明確な評価基準が設定されていない
- 日頃の感謝の気持ちが足りていない
- 長所を引き出せるような仕事を与えられていない
そんな可能性もある。
「部下が話さなくなった…」
「日頃から不機嫌な顔をするようになった…」
なんて時。
ちゃんと見合った評価が出来ているのか、考え直してみよう。
部下が笑わなくなった時の対処法
部下との信頼関係を築く
部下が笑わなくなった。
それは、誰にも相談できずに孤独に苦しめられている証拠。
「助けになってやりたい。」
そう思ったら、日頃から相談を受けるようにしよう。
栄養ドリンクや甘いものを差し入れてあげるのも効果的だ。
最初は鬱陶しがられるかもしれないが、めげないで続ける。

そうやってあなたが部下にとって「頼れる存在」になる事。
そうすると、相談もされやすくなる。
部下の笑顔を取り戻すために、自分の無理のない範囲で気にかけてあげよう。
自分の失敗談を話してみる
「部下が笑わなくなった。」
だったら、相手が「自然と笑顔になるような話」をしてみよう!
自分のおっちょこちょいな一面を見せる。
そうすれば、心が解けて親近感を持たれやすいよ。

思い浮かばなければ、最近あったプライベートの話でも良いよ。
プライドが高い人だとちょっと難易度が高いかもしれない。
でも、周りから「出来る人」認定されている上司。
最初は相手に笑ってもらうことを突破口として、
徐々に悩みを引き出せるような関係にまで発展させていこう!
1対1で話し合ってみる
何が原因で笑わなくなったのか。

その場で話しづらいのであれば
- 会議室
- カフェ
など、場所を変えるのも良い。
なるべく圧迫させないよう、話しやすい雰囲気作りが大切だよ。
部下が話さなくなった時の対処法
気分転換させてあげる
食事や飲み会で気分転換させてあげるのも一つの手。

嫌な気持ちから目を背けられるようなキッカケを与えてあげよう。
でも↓下の記事のように【わざと】必要以上に話さないようにしている可能性もあるので注意!
⇒職場で必要以上に話さないメリットとは?|楽だからプライベートは話さない方が良い
部下の周りから情報を集める
部下本人に話を聞こうとしても上手くいかない場合。
その周辺にいる人たちから情報を収集しよう。
部下の同僚でも良いし、他の上司でも良い。

詮索されていると知られれば、部下本人からの印象が悪くなる。
「最近様子が変で心配なんだよ。本人に聞いても空返事でさ。何かあったのかな?」
なんて、深刻な顔で直近の人物に探りを入れてみよう。
部下の話を最後まで聞く
「この上司、話しててもすぐ割り込んでくるから話しづらい…」
そんな風に思われている場合。

もしも自分に、
「人の話を遮ってしまうクセがある」
「人の話に否定から入るクセがある」
という自覚がある場合。
肯定して、最後まで聞く。
ひとまずこれを徹底。
そうすれば、相手の心が開けてくるよ。
部下の態度が変わった心理を解説
態度が変わった部下は、一体何を考えているのか?
その心理の一例を挙げていくよ。
- 誰にも相談できない、孤独で辛い
- どうせ話したって意味がない
- 精神的に余裕が持てない
視野が狭まるから、マイナスな気持ちで頭の中はいっぱいだ。

部下の変化を敏感にキャッチ出来ているあなたは立派な上司だ。
大切な部下に、助け舟を出してあげてね。
⇒【話しかけないと話さない人の特徴】自分から話さない人の心理を解説する